2018年に読んで良かった技術書・ビジネス書TOP3
今年は読んだ中で特に良かった本を3冊紹介します。
Designing Data-Intensive Applications: The Big Ideas Behind Reliable, Scalable, and Maintainable Systems
- 作者: Martin Kleppmann
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: Kindle版
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今年読んだ中ではこれがダントツでした。通称DDIAと呼ばれている本です。 ACID・BASE・CAP・RDBMS・KVS・バッチ処理・ストリーム処理・分散システム...等、データ(フロー)設計周りについて体系的かつ詳細に学ぶことができます。 また、パフォーマンス・スケーラビリティ・整合性などのトレードオフについても多く語られているので、実際にデータを扱うシステム設計の意思決定に非常に役立ちます。
かなり物量があって読み通すのは非常に骨が折れますが、各章がある程度独立しているので辞書っぽく使うこともできます。
ビジネス書
エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
エンジニアリング組織論への招待 ?不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
- 作者: 広木大地
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: Kindle版
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この本を読んでから「不確実性」というものを強く意識できるようになりました。 アジャイルで迷子になった時に読むと良いです。
起業の科学
- 作者: 田所 雅之
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2017/11/07
- メディア: Kindle版
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社内外でいくつか新規プロジェクトに関わることが増えたので読みました。 リーンスタートアップ系の本と合わせて読んでおくと新規事業で大きく道を踏み外すことはないと思います。